2014年7月16日水曜日

アイロンで貼るふすま紙と障子紙、襖は市松格子にしてみた

アイロンで貼るふすま紙と障子紙を使ってみました。
どちらもアイロンで熱をかけると溶ける接着剤が付いた紙です。
同じようなものですが、結構違います。
ふすま紙は初めてでも貼れると思います。
しかしアイロンで貼る障子紙は難易度が異常に高い。
糊で貼る方がずーっと簡単でキレイに貼れます。
なぜアイロンで貼る障子紙の難易度が高いのかというと、一つは粘着力。
アイロンで貼る障子紙は接着剤が付いている面が見える部分になりますが、ふすま紙の方は接着剤が付いている面は全く見えない。
なので、ガッツリ接着剤が付いているのですが、障子紙の方はほんの少し付いているだけ。
なので、粘着力が弱い。
粘着力が弱いため、貼ってもピンっとならずにシワがでます。
シワにならないように引っ張りながら貼ろうとすると、接着したはずの部分が剥がれます。
粘着力が弱いから。
なので、結局最期は糊で貼りました。
障子用の糊は塗りやすい容器になっているので、簡単で安い。
障子紙は糊で貼るのが一番です。

で、ふすま紙です。
これも慣れるまでは案外上手く貼れません。
最初は綺麗に貼れたと思うのですが、時間が経つとポコっと空気が。
うまく接着していない部分に空気が残っていまうのです。
空気が残った部分に再びアイロンをかけても、空気は別の部分に残りやすい!
何度か貼ったところ、中心からシワを伸ばすようにアイロンをかけると空気が外側に逃げて、空気が残りません。
そういう説明が書いてあるのですが、やってみないと実感できませんでした。
シャツにアイロンをかけるのとは違って、かなりゆっくりとアイロンを動かすとキレイに貼れます。
あと、アサヒペンと他のメーカーのを使いましたが、アサヒペンがくっつきやすいのでオススメです。
見た目も接着剤部分が厚そうです。
スチームアイロンじゃなくても大丈夫と書いてありますが、スチームを使った方がしっかり貼れるのでスチームが使えるなら使った方がいいです。
ただ、スチームを使うと夏はクソ暑い。
アイロンで貼るふすま紙は1枚1000円くらいなので、費用対効果はかなり高いDIYだと思います。

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ふすま紙は何種類か柄があるのですが、クソみたいなのがほとんど。
なので、ふすま紙の上から別のふすま紙を貼ることで市松格子に。
白いふすま紙を貼って、その上に正方形に切ったふすま紙を貼りました。


ふすま紙を正方形に切る作業と、切ったふすま紙を真っ直ぐ綺麗に貼る作業が結構しんどいですが、中々悪くないと思います。
上から貼るふすま紙はアサヒペンの細長いやつを使うと、切るのが楽です。
青を使いましたが、赤とか緑とか大きいふすま紙には無い色があるのも市松格子向きじゃないかと思います。
天袋用ふすま紙というのも細長いので市松格子にするのに向いている気がしますが、色の付いたやつは見つかりませんでした。
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よく見ると真っ直ぐじゃないし、正方形でもないのですが、そんなに目立たないと思います。